日常の中で、家族やパートナーに。改めて感謝を伝えることは、なかなかに難しい。
日々、顔を合わせているから照れてしまう。
今さら言われても、相手が困るかな、と謎の遠慮が出てしまう。
それでも「ありがとう」と感謝の気持ちを伝える。
何かをしてもらった、その時に伝えるだけでなく。日々「なんとなく」持っているだろう温かな感情の部分を言葉にして伝える。
その繰り返しで、少しずつ。家族やパートナーとの間にある空気があたたかくなっていく。
あたたかな場所では、安心が育ちやすい。安心が育てば、その先にある時間も実り豊かになりやすい。なにより、あなた自身が心地よく過ごせる場所になる。
だから、少し。意識して。
心のうちにもっているあたたかな気持ちを言葉にして伝えてみよう。
ありがとうと、感謝の気持ちを伝えてみよう。
そう感じたのは、夏休み明けの夫さんの様子を見たから。
仕事に出て戻った時、どこかしょんぼりと落ち込んでいるような、いつもとは違う静かさを感じた。でも、そのいつもとは異なる静かさについて、わたしの出来ることが……ない。何かしたい、どうしよう。
何か、励ましの言葉をかけたいけれど、具体的に伝える言葉を思いつけない。
落ち込んでいる、その横に寄り添ってみようかと思っても「邪魔くさい」ことになる。
結果、いつもより多めにわたしが楽しい空気のままで過ごそうと思った。朝ごはんやお弁当に、好きなおかずを入れてみようと思った。
……でも、もう少し。わたしにも何かできることはないかな?
困った時の根本師匠。タイミングよくFaceBookに記事が流れてきた。
それが、こちら▼
ここにあった「彼の自己肯定感を高めて自信を付けてあげると同時に、自分自身の愛情に気付き、自立を手放す効果がある」というアプローチ。
〇彼に感謝の思いを伝え続ける。
〇恥ずかしがらずに愛情を表現する。
〇彼の価値を見て、伝え続ける。
〇彼なりに頑張っているところを承認してあげる。
〇彼の得意なことを見つけて、そこは信頼して任せてみる。
〇彼の短所を長所に転換して、その価値を見続ける。
〇彼と結婚して(付き合って)良かったことを常に伝え続ける。
「彼」の部分を、「友人」とか「家族」にあてはめてみても、通じるものがあるのではないか。
「彼」の部分を「自分」に置き換えてみても、自分を大切に扱い自信をつけるのによきアプローチではないか。
このアプローチの項目について、こころがけよう。できるだけこころがけてみよう。
そう思った次第。
そして、「感謝の思い」「結婚してよかったこと」を伝え続ける。夫さんの価値を伝え続けること。
しばらく続けます。
夫さんに楽しく暮らしてもらえていると、わたしも嬉しいから。恥ずかしい気持ちは、まあちょっと。脇に置いて。やってみよう。