会話のキャッチボールができない理由から、コミュニケーションを考える

こころのヒント_自分を癒す

こんにちは、カウンセラー洋子です。

会話のキャッチボールが、わたしは得意ではありません。

会話のキャッチボールができない(うまくいかない気がする)理由が少しでも見えたなら。
自分なりに会話のキャッチボールを続ける練習ができる、はず(できるといいな)。

「会話のキャッチボールができない9つの理由」とは

ねんまつたろうさんがツィッターで2回に分けて投稿したこ「コミュニケーションが上手くいかないパターン」には1万4千件のリツイート、4万3千ものいいねがついている!

元のツィッター投稿は ▽こちら

⇒ コミュニケーションが上手くいかないパターン【その1】
⇒ コミュニケーションが上手くいかないパターン【その2】

この2回分の投稿をまとめたものが「会話のキャッチボールができない9つの理由」。

会話のキャッチボールを表現したイラストは、コミュニケーションにつまづいたときの状態がわかりやすい。自分の会話の様子をふりかえってみるきっかけとなりました。

会話のキャッチボールは、できている?

(1)相手の発信(ボール)をキャッチしない、できない
(2)相手の様子が見えず発信が多くなる
(3)返すボールが見つからない、どれを返していいかわからない
(4)自分のレベルを相手のレベルに合わせられない
(5)表現が適切でなく相手が引いているのに気付かない
(6)相手の発信をフルスイングで返しちゃう
(7)表現が変化球すぎて上手く伝わらない
(8)予想外の所からボールが飛んできてキャッチできない
(9)そもそも言語が通じない

ねんまつたろうさんのツイートより抽出

(1)~(9)までの理由をながめてみると、わたしが会話(コミュニケーションをとること)でつまづいたように感じるポイントがいくつも入ってた。

まず「(3)どれを返していいかわからない」。
この理由は、しょっちゅう、わたしのところにやってくる。

会話を続けようとすると、ふと、困ったような沈黙が現れる。
何を返答することが正解なのか、何を求められてるのか、よくわからない。

わからないなりに、会話を何とかつづけていると。次は「(8)予想外のところからボールが飛んできてキャッチできない」。

そして、最後は「(4)自分のレベルを相手のレベルに合わせられない」、「(9)そもそも言語が通じない」のダブル。

お互いのレベルがあわないというより、お互いの共通性がかみあわなくて、ことばが通じなくなる感覚がある。それなりに動いていた翻訳機能が、突然、立ち止まってしまうような感じに会話が凍り付く。

凍り付いた会話を回復させるため、思ったように話をしていいよといわれることもあるけれど。会話が凍り付いたあとで、わたしが感じているままに会話をしようとすると、翻訳機能が停止しているせいなのか、言葉が通じなくなる。会話が続かない。

仲の良い人を相手に会話するときは、油断しすぎると「(2) 相手の様子が見えず発信が多くなる」 。

もりもりと頭の中から自動操縦のようにことばがわいてきて、止まらなくなる。一応、通常は自分でフィルターを作って話をしている。けれど、衝動的にふわっとフィルターがとれてしまうと、もう止まらない。自分から止めようとしても、おしゃべりが止まらないことも多い。これは、話をする方も聞く方も、ずいぶんと困る。

会話のキャッチボールができない… 「9つの理由」描いた作者に聞く
他者とのコミュニケーションがうまくいかない理由を「キャッチボール」に例えたイラストが、ツイ... 

コミュニケーション不発の傾向と対策(わたしの場合)

わたしがもっているコミュニケーションがうまくいかないときの傾向は、共通性がかみあわないことなのではなかろうか。

そして、共通のことをみつけようとするうちに、相手を見ながら始めたはずの会話の向きが、どんどんと自分のほうへと向いてくる。

相手に向けて投げていたはずの会話のボールが、少しずつ自分の真上に投げられるようになる。そして、自分の手でじっと握ったまま。会話のボールを見つめ続けることになっている。

自分へ向くことばは、自分の内を探ることば。
外にいる相手との会話をするためのことばにはなれない。

わたしが会話をするときは、もっと、相手を見てみよう。
会話のキャッチボールを一緒にしているのだから、ボールは相手に投げる。

仲の良い友人を相手にするキャッチボールなら、ボールを投げる練習をさせてもらおう。
繰り返し、会話の角度や強さ、長さ(遠さ?)を変えて、キャッチボールを試す。
繰り返すうちに、キャッチボールは続くようになる。

もしかすると、会話のキャッチボールができない気がしているのは自分だけで。
まわりからみたら「キャッチボールの上手な人」になってるかもしれない。

考えるより。習うより。
まず、会話に慣れよう。

仕事のときの会話はなんとかなっているのだから。
日常でも、会話に慣れてきたら、きっと。会話のキャッチボールも続くようになる。
……続くといいな。

洋子

カウンセラー。得意技は「見えないものを見える形に」
自分らしく幸せに生きる姿を自分自身で描き出せますように/根本裕幸師匠の弟子2期生◆普通や世間に生きづらさを感じていたADHD,HSP当事者、うつ卒◆自分のままで生きると決めたあなたの幸せに向かう物語を引き出す聞き手&語り手。
◇ 双極性障害II型と解離性障害を乗りこなす、じぶん探究家。モットーは、笑顔ではなうた。

\ follow /
\ SNSでシェアする /
\ follow /
じぶんを生きる 自然に生きる
タイトルとURLをコピーしました