鬱(うつ)の症状がざわめきはじめたから、食べるものを見直して、サプリメントも利用して。
身体を整えながら、うつの症状から抜け出していく。
食べるものを見直す理由は
うつの症状が出始めたと感じるときは、こころの安定を支えてくれる体内の物質をつくる材料が足りなくなっているのかもしれない。
こころの安定を支えてくれるのが、セロトニン。
セロトニンは「しあわせホルモン」とも呼ばれる。脳内の信号をやりとりしてくれる神経伝達物質。セロトニンが足りなくなると、こころのバランスを保ちづらくなってくる。睡眠にも影響が出てくるらしい。
ほかにも、体のバランスを保つことに必要なビタミン類もあるだろう。
今、うつの症状が出はじめているならば。
すでに脳内のセロトニンは足りなくなっているということ。
すでに体の中で足りなくなっているのなら、セロトニンの材料を確実に体に届けたい。
ストレスや睡眠のみだれなどで、じんわり痛めている体も整えてゆきたい。
じぶんで栄養成分を計算しやすいサプリメントをのみつつ、食事内容も気をつける。
わたしたちの体は、じぶんが食べたものから作られる。
身体をつくる材料(食べもの)を、体の中へ運び込まなければ!
サプリメントをつかう
用意したサプリメントは、次の4つ。
- ビタミン・ミネラル総合剤
- えごま油
- ホスファチジルセリン、ギンコ(イチョウ葉エキス)
- ビタミンC
ビタミン・ミネラル総合剤/ 朝1錠、夜1錠
キューピーコーワゴールドα(アルファ)を、ドラッグストアで買いました。
体の中にとりいれた材料を必要なホルモンに作っていくために必要なもの。
体の不調が出ているときは、ビタミンなどの吸収もしづらくなっている。体にかかったストレスをやわらげるため、ビタミン類は体の中でたくさん使っている。
ごはんでもビタミン類は取れているかもしれないけれど、材料をつぎ足す意味でサプリメントでとる。
えごま油(アルファーリノレン酸)/ 朝に大さじ1
えごま油を、成城石井で買いました。
えごま油を炒めものにつかうと、熱でアルファーリノレン酸がこわれてしまう。
びんから大さじに出して、そのまま、なめる。または、サラダにかけて食べてしまうのがよさそう。
えごま油が古くなっていくのをおさえるため、ふたを開けたら冷蔵庫で保管(びんに保管方法を書いてあるのでよく読んで、そのとおりに保管する)。
ホスファチジルセリン/ 朝1錠、夜1錠
PS(ホスファチジルセリン)を、ファンケルで買いました。
脳内の血の流れを助け、脳細胞をまもり、思考の健康維持を助ける成分。
ビタミンC/ 1日3回食後に1さじずつ
アスコルビン酸(ビタミンC)を、ドラッグストアで買いました。付属のスプーンで1さじずつ、飲みます。
ストレスがかかると、体内でビタミンCを使う量がとても増える。多めにとってしまっても、体の中からおしだされるものだから。箱に書いてある注意事項もよみつつ、飲んでゆきます。
食べものに気を配る
甘いものとお酒は週1回のごほうびにする
週に1回。週末にごほうびデーをつくる。その日だけは、アルコールか甘いものを解禁(量はほどほどに)。 それ以外の日は、週末のごほうびを楽しみに待つとする。
少しずつ。気づかないくらい、ほんの少しずつ。
日常の中にあるストレスはくもりのようにたまってくる。 ストレスが増えてきているとき、あまいものやアルコールを特に好むから、お酒を飲んでいる日が増える。あまいものやスナック菓子を手に取る回数も増えている。(ついでに、体重も増えてきている)
減量しようとしている、と思えば、甘いものを週末だけにしようと頑張れる気がする。
たまご、肉類、とうふ、納豆のどれかひとつを1食にいれる
脳内ホルモンを作るにも、材料が必要。たんぱく質を体に入れることをこころがける。
野菜のおかずだけになってしまうとき。
パンかパスタで簡単ごはんにしてしまうとき。
どちらも、たんぱく質が足りていない。
おかずを作るのが面倒なときは、納豆とごはん。それでいいか。
そうすれば、たぶん、たんぱく質を食べられる。
菓子パンだけをごはんのかわりにしないこと。これには十分、気をつける。菓子パンなどのおやつパンは「おやつ」なのです。
3か月くらい、食べものに気をつけながら様子をみる
うつの症状がうっすら出てきた気がするから、食べるものに気をつける。
これは、 過去に3度もうつ病診断うけてしまったわたしがうつから抜け出るときに使った方法。
うつ病をうっかり再発してしまうたびに、 お医者さんや栄養士さん、心理士さんたちから教わり、試してきたこと。そして、いまも覚えている体の整え方。
これから、また改めて。3か月つづけて様子を見ようと思っています。
・サプリメントをつかう
ビタミン・ミネラル総合剤/ 朝1錠、夜1錠
えごま油(アルファーリノレン酸)/ 朝に大さじ1
ホスファチジルセリン/ 朝1錠、夜1錠
ビタミンC/ 1日3回食後に1さじずつ
・食べものに気を配る
甘いものとお酒はごほうびにする
たまご、肉類、とうふ、納豆のどれかひとつを1食にいれる
のどもと過ぎれば、熱さわすれる。
うつのつらかった症状をわすれたら、暮らし方もてきとうにしてしまい、うつにまた近づいてしまう。
うつの症状が出はじめたかな、自分ではやめに気づく。そして早めの手当てができれば。心地よい感覚のなかへもどれるのもはやい。
いったりきたりしながらも、じぶんが心地いい感覚をつづけられる時間を増やしてくことも、暮らしのベースにおいておこう。