ひとつのことについての集中力が続くのはどれくらいの時間だろう。
集中力を途切れさせないために、時間を分けてひとつのことに集中する。それを繰り返すことで集中を続けられる工夫をするのがポモドーロ・テクニックだ。
- 25分を1ポモドーロ(1単位)とし、やりたいことを1ポモドーロ(25分)刻みに分ける
- 25分間はタスクに集中して、他の事は一切やらない
- 25分経ったら、5分間の休憩を入れる
- 4ポモドーロ毎(2時間毎)に15分~30分程の長い休憩をとる
後は上記の1~4を繰り返す
締め切りに追われて時間との戦いをしていた学生が編み出した、この時間管理術の名前は 時間を測ったタイマーがトマト型(ポモドーロ)だったことに由来して、ポモドーロ・テクニックと名付けられたそうだ。
何か集中して作業をしたいとき、集中しすぎるとあっという間に時間は過ぎる。25分間ごとに時間を刻んで集中し、5分間の休憩を入れることは、あたまを休めながら集中できる利点もある。
少しあたまがお疲れ気味のとき、25分だけはせめて集中してみるか。と思いつきやすい時間の長さではないだろうか。
話は変わるが、100分de名著という番組がNHKにある。1回25分間×4回(4週間)の100分間で、ひとつの本あるいはひとつの作家を紹介していく番組だ。次回が気になっているのに1週間後まで待てない性質のわたしは、4回分録画を終えてからまとめて鑑賞している。それが、ちょうど100分間になる。
1回分が25分間というのは長すぎもせず、程よい長さ。ふむふむと感心したり、そんな読み方があるかと驚いたりしているうちに終わる。1回終わるたびにお茶を飲んだり席を立ったりしながら見ることができるので、4回分をまとめてみるのが苦痛にはならない。すんなりと100分間の番組(25分間×4回)を見終えることができる。あのすんなりと見ることができた感覚は、ポモドーロ・テクニックの有効性の証拠なのかもしれない。
いちどきに、時間を考えずに集中するほうが適した場面もあるだろう。けれど、集中力がすこし切れてきたかなと感じ、それでも集中したい状況が目の前に来た時、ポモドーロ・テクニックを試してみたいと思う。
また、裏を返せば。25分間集中を続けるなら、5分間くらいの短い休みを入れたほうが効率がいいともいえる。こまめに休憩をとるのも、集中力を高く保つ工夫。心がけて、休みたい。