久しぶりに過呼吸発作が起きた。
日常に薬を持ち歩かなくなって、かなりの時間が過ぎている。それくらい、久しぶりな過呼吸。
お久しぶりです、過呼吸さん。
過呼吸がおきたと気づいたら
ほわっと前兆を感じるときもあるけれど、気づいたら過呼吸がおきていた。息がおかしい。
そんなときの方が、わたしには多かった。
過呼吸が来た!!
じぶんでわかればしめたもの。
まず、息を止める。そして呼吸を仕切りなおす。
【呼吸の仕切り直し】
息を止める(これから、呼吸を仕切りなおすよ。と自分に語りかける)
息をゆっくりと吐く。からっぽになったら、ちょっと息を止めてみる。
よし。次は息を吸おう。ちょっとだけでいい。ゆっくりと、ね。
そして、また息を止めてみる。呼吸を仕切りなおす準備がこれでできたはず。
息を吐く。ゆっくりと吐く。細く吐く。
とにかく、息を吐くことを意識する。
過呼吸の原因は
医学的には、過換気症候群という過呼吸発作(過呼吸)。 身体と心のストレスや不安、緊張などが原因で起こるといわれる。
治療を受けるときは、過呼吸になったときの症状を詳しく話したり、最近おきた不安などストレスについて聞かれたり。
過呼吸になった時の症状を詳しく聞かれるのは、過呼吸以外にも呼吸を乱す病気があるから、それと区別をつけるため。
最近おきた不安などのストレスについて聞かれるのは、自律神経を乱れさせる原因になる可能性があるため。
呼吸は、自律神経によって日常に行われているものだ。自律神経とは、じぶんが意識して〇〇しようとしなくても、自動的に身体を動かしてくれる神経。そのため、自律神経が乱れてしまうと呼吸もその影響を受けて、平常とはちがった動きをしてしまう。そのひとつが過呼吸、というわけ。
ストレスがなくても起きる
過呼吸は、自律神経の誤作動でひきおこされるから、 ストレスが原因でなくても起きる。
すごく蒸し暑いときの不快な感覚、もわっとした空気。
その空気を吸い込むと、なんだか体が息苦しくなる。
息苦しくなった!と感じるわたし ⇒あれ?もしかして過呼吸発作??と身体が思う ⇒過呼吸発作じゃなかったけど、過呼吸発作やってみようか。と自立神経の誤作動始まる
そんな軽いのりで、はじまる過呼吸だってあるらしい。だって、誤作動ですから。なんでもあり。
実際に、集団で過呼吸が連鎖して起きた時の気象条件が、夏の暑い午後に多いという調査結果もあるのだから(そういえば、今回私も。その条件に当てはまる)。
でも、ちょっと記憶の片隅に置いておきたいのは、熱中症でも過呼吸が起こること。
夏の暑い時期におきた過呼吸は、注意も必要。
過呼吸だと思っていたけど、重症な熱中症だとしたら。
水分も大事、冷やすのも大事。とにかく体が平常運転になるよう手当てが必要になる。
過呼吸の手当ての方法やその感覚は、自分で観察しておくといい。きっと、自分の力になる。
過呼吸とのおつきあい
たまたま。なにかのはずみに。
自律神経が誤作動を起こしてしまった、だけ。
わたしは過呼吸をそう思うようにしています。
過呼吸さん、こんにちは
過呼吸が起きたら「過呼吸さん、こんにちは」です。
そして、落ち着くように心して、呼吸の仕切り直しをするのです。
わりあいと、やけくそ気味ですが「過呼吸さん、こんにちは」とご挨拶してみるのは、相手(過呼吸さん)もどきまぎするからなのか、いつもの呼吸に戻りやすくなったと感じてます。
ストレス探し(原因探し)より、はなうたな暮らしを作る
過呼吸はストレスが原因だと、お医者さんに言われたときはどうしようかと思った。
よくわからないくらい、たくさんのストレスが日常にはあると思えるから。
それほどたくさんのストレスの中から原因なんて、見つけられるわけがない。みつけたとしても、本当にそれが原因だったかなんて確かめようもない。
そういわれるととストレスの原因を確かめたくなるけど、確かめてみても正しい答えは出ない。
原因探してもよくわからないなら、ストレスに感じることが少なければいい。
日々、ごきげんに。はなうたが湧いてくるような暮らしをしてみよう。
はなうたが出てくるようなやり方を工夫してみよう。
過呼吸への対処法(まとめ)
過呼吸がやってきたら、呼吸の仕切り直しをして、いつもの呼吸に戻せばいい。
それだけで、治る。だから大丈夫。
過呼吸が起きた時は、かなり不安にもなるけれど。きっと、落ち着く。大丈夫。
起きているときの、自分の身体に起きている様子を観察すると、不思議と落ち着いてくる。呼吸の仕切り直しに意識を向ける。
できれば、周りの人にも意識を向けてみる。過呼吸を起こしているあなたをみて、手助けしたいと感じてくれる人もきっといるから。