思うこと考えること

ここちよいもの(私の)

地図に広がる網目のそと

地図は人が作った世界の全体図。 網目みたいに拡がっていくたくさんの道とその周辺で人の暮らしが動いている。 網目の外にある、広い余白のような場... 
ここちよいもの(私の)

少し早く着いて

待ち合わせのばの近くでぼんやりと行き来するひとを眺めること。 ある、ひとをみつけて。その人のこれから向かう先や会う人。今日あった出来事を想像... 
ここちよいもの(私の)

高いビルの部屋の中からみる雲のかげ

高いビルの上から窓の外を眺めると、空と地表と。広く遠くまで見ることができる。 天と地とをながめてみれば、ゆっくりとうごく雲が、地面に影を引き... 
ここちよいもの(私の)

なべのゆげが白い

しろいなべのゆげは、ほわっとあったかく。 のどのおくまで、しみてくる。 あたたかいゆげのなかにいると、すこしずつあたまの奥がゆるまっていく。... 
ここちよいもの(私の)

湿った朝の空気

露が降りているそのようすを、まちのなかでみることはなかなかないけれど朝に湿って感じられる空気が好ましい。 聞こえてくる音もにぶく感じられ、世... 
ここちよいもの(私の)

鈴(りん)の音のすずやかさ

ちりん。と金属音がひびくと、背筋の中をしゅるっと空気が通るような、背筋が伸びるココチがする。 そして、すずやかな感じがおいかけてくる。 細胞... 
ここちよいもの(私の)

秋の冷たい空気

冬でもなく春の始まりでもなく、秋の冷たい空気。 空気のほこりがきれいに落ちて、さっと遠くまで星が見えるような雰囲気の秋の冷たい空気。 明け方... 
ここちよいもの(私の)

もふもふの手触りはいいね

やわらかで、なでるとするり、しっとりしていて。 顔を埋めたり、ほおずりするともふもふで。 やわらかなもふもふにふれていると、心のとげもじりじ... 
ここちよいもの(私の)

かがり火のゆらめきと薫り

夜の中にある火のゆらぎ。はぜる薫りがとても好きだ。 ぱちぱちという音、顔の皮膚がほんのりとあぶられる感触。 静かな暗さの中で、火の周りだけが... 
ここちよいもの(私の)

朝の空

朝。空をしばらくながめていると、太陽が昇るのに合わせて雲のはしがすこしずつひかりにふれ、しろくひかりはじめる。 朝の始まりのころには、まだ、...