気分が落ちて感じられるときは、意識して日のひかりをあびる。
日のひかりは、頭の中のいろんなごちゃつき、気分のもわんとしたくすみ。
とりあえず落ち着かせてくれるから。
日のひかりのなかで、あたまやこころのごちゃつきながめれば
いつもと違う場所からながめられる。
空の下にいるから、天のなにか。見えないものたちとも通信できるから、ひとりだけどひとりじゃない。
地面の上にいると知れば、からだ感覚を通して、こころをみつめる目もできる。
はだしになれそうなら、はだしで。
地面の感触ためしてみる。
グラウンディング。地に足つけて。
そんな言葉があるくらいだから。
地面の感触を足のうらや手のひらで感じてみれば、きっと、じぶんのこころにしみてくるモノがある。
人は、天の下におり、地の上にある。
天と地と、その両方のまんなかで暮らす生き物。
じぶんも生き物のひとつ。
だったら、気分が揺れることもある。からだの調子がうごいているときもある。
ゆらいでいて、ひとつのところで止まることはない。
ゆれながら、じぶんにとってのここちよい場を探る。